以下の記事を参考にしてください。(USD以外の通貨の価格が固定されているようでしたら、それに合わせて当記事は改定する予定です。)
ジェム価格改定(2020/12/17)
ブラジルリアル(BRL)ルートは塞がれてしまいましたが、ロシアルーブル(RUB)ルートはまだ健在で、USDと比べても割高な日本円(JPY)による決済を回避できます。
直営のweb版(hero-wars.com)でも可能です。
iOS/Android版でも検証していませんが、VPNを通してApple/Google Playアカウント自体の国籍をロシアに移籍させれば可能かもしれません。
目次
得する金額
通貨レートと使用しているクレジットカードの海外決済手数料によりますが、約20〜30%ほど割安にジェムを購入できます。
具体的な金額については以下の表を参考にしてください。金額の後ろの括弧は米ドル(USD)を1とした場合の比率となっています。
円決済だとドルより高いのが腹立ちますね。
この表はVIP15の人がジェムをx4(4倍)イベントで購入した時の例です。VIPとx4イベント、x3、x2などは購入した時のジェムの量が変わるだけです。金額的な割引率は「VIP0かVIP15」「x1の日かx4の日」といった要因は関係無く同じなので安心してください。
なお上記の表の両替レートはリアルタイムで更新されています。もしかすると急激な円安・ルーブル高が発生するかもしれませんので、この記事を読んでいる時のレートをご自身でチェックして、お得だなと判断したらこの方法を使用してください。逆に円高・ルーブル安が発生したらよりお得にジェムを購入できることになります。
手順(Facebook版)
手順は非常に簡単です。Facebook Payの設定画面を以下のURLから開き
https://secure.facebook.com/facebook_pay/settings
「Currency(通貨)」をクリックすると
通貨選択のプルダウンが表示されるので「ロシア・ルーブル(RUB)」を選択するだけです。
ちなみに変更後72時間は再度の通貨変更ができなくなります。
Facebook上でHero Warsをプレーする分には通貨変更によるデメリットはありません。日本のゲーム会社がFacebook上で配信しているゲームをする場合は外貨決済になる可能性があるので注意が必要かもしれません。また他のゲームの課金をしている場合も、そちらのゲームでのルーブル決済の金額を確認しつつレートの良い通貨で決済すると良いでしょう。
ビジネス上、Facebook Adsで広告運営されている方もいるかもしれませんが、Facebook Adsの決済通貨は円のままなので安心してください。
手順(web版)
画面右上のアイコンをクリックし、My Accountを選択(ゲーム内ではなく、ブラウザの右上です)
。
右のサイドバーメニューにあるCURRENCY SETUPからRussian Rubleに変更
外貨決済手数料と、決済ブランドでも金額が変わってくる
決済に使用するクレジットカードは、「外貨決済手数料が安いカード会社」の「公定為替レートの良い決済ブランド」の組み合わせを使用してください。
「カード会社」とは楽天、イオン、マルイ、セディナ、三井住友、ニコス、MUFGなどのいわゆる「カードの申し込みをした会社(イシュア)」を指し、「決済ブランド」とはVISA、Master Card、Amexなどを指します。
外貨決済手数料は発行会社によって1.30〜5%と差がある
ロシア・ルーブルの決済をするときに注意してほしいのが、日本で、日本語のFacebook上で支払っても外貨決済になるということです。つまり海外ショッピング扱いとなり、「外貨決済手数料(海外ショッピング手数料)」が必要になります。もちろん各会社の外貨決済手数料を考えてもロシア・ルーブルでの支払いがお得なのですが、外貨手数料はクレジットカード会社によって異なります。VISAデビットカードやプリペイドカードを含めると、外貨手数料には1.6〜5%というかなりの開きがあり、塵も積もれば山となりますのでできるだけ手数料が安いカード会社を使用しましょう。
クレジットカードは基本的には1.6%〜2.2%、デビットカードは3%、プリペイドカード系は4〜5%が相場となっています。ですのでクレジットカードを持っていない場合はクレカを作るか、少なくとも銀行系のVISAデビットカードを使用しましょう。デビットカードは銀行が発行しているカードで、銀行口座に入ってる金額以上は決済できない(与信がない)カードです。ただ決済機能自体はクレジットカードと遜色ありません。
各カード会社の外貨手数料は、次にご紹介する決済ブランドによっても異なります。決済ブランドの解説をしたあとに主要発行会社の手数料の一覧を掲載しておきますのでそちらを参考にしてみてください。
決済ブランド(VISA、マスター、JCB等)
また、為替レートは各決済ブランドが独自に決めている為、決済ブランドによって「為替(両替)レート」が異なります。
例えば2020年6月15日に13899ルーブル決済した場合は以下のとおりの金額で決済されます。
VISA
RUB/JPYレート 1.562
21,718円
Master
RUB/JPYレート 1.543
21,439円
これに加えて発行会社(セゾン・楽天など)の外貨手数料がかかってきますので、決済ブランド選びも意外と重要です。つまり、同じ楽天カードでも決済ブランドのVISA、MasterCard、JCBによって請求金額が変わるということです。
例外はありますが、VISAよりMasterCardの方がレートの良い日の多い確率が高いです。各カード会社(セゾン・楽天など)ともJCB決済が外貨決済手数料は安いんですが、JCBは円/ルーブルのレートを公開していないため、カード会社の手数料が安くてもJCBの為替レートが悪かったら元も子もないので、少しリスキーかなと思われます。
なおアメックスはすべての通貨のレートが非公表です。アメックスに関しては為替レートが悪く、さらにカード会社からの外貨決済手数料も高めに設定されていますので、基本的にアメックスでルーブル決済をしてはいけません。
決済ブランドはMasterCardのものにしておくのが無難です。VISAもまあ悪くはありませんが、基本的にはマスターのほうがより良いレートを提供してくれます。
代表的なカードの外貨手数料と決済ブランド比較
代表的なクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの外貨決済手数料は以下のとおりです。
カード会社 | VISA | Master | JCB | AMEX |
---|---|---|---|---|
JCB (JCB発行) | 1.60% | |||
アメックス (アメックス発行) | 2.00% | |||
楽天 | 1.63% | 1.63% | 1.63% | 2.00% |
イオン | 1.60% | 1.60% | 1.60% | - |
ライフカード | 2.00% | 2.00% | 1.63% | - |
オリコ | 2.20% | 2.20% | 1.60% | - |
エポス | 1.63% | - | - | - |
セゾン | 2.20% | 2.20% | 2.15% | 2.00% |
ニコス | 2.16% | 2.16% | - | 2.00% |
ジャックス | 2.20% | 2.20% | 1.60% | |
JAL | 2.16% | 2.16% | 1.60% | 2.00% |
ANA | 2.20% | 2.20% | 1.60% | 2.00% |
MUFG | 2.20% | 2.20% | 2.04% | 2.00% |
三井住友 | 2.20% | 2.20% | - | - |
dカード | 2.20% | 2.20% | ||
セディナ | 2.20% | 2.20% | 2.20% | |
りそな銀行デビット | 2.50% | |||
スルガ銀行デビット | 3.00% | |||
楽天銀行デビット | 3.08% | |||
UFJデビット | 3.05% | |||
セゾンNEO MONEY | 4.00% | |||
VISAプリペイド | 4.07% | |||
キャッシュパスポート | 5.00% | |||
JTB Money T | 5.00% |
はっきりと「ルーブル決済するならこれ!」とおすすめできるカードはありません。海外ショッピング扱いで還元率が高いものがあるかと思って調べたんですが、皆似たりよったりですね。手数料1.6%のものからお好みで選んでください。ただその場合、決済ブランドは前述の両替レートの問題でMasterがおすすめです。
まあ楽天カードかイオンカード辺りのマスターカードが年会費無料だし無難かなと思います。
なおライフカードの学生用カードは海外利用だと常時5%還元という驚愕の還元率ですが、残念ながらネットショッピングは適応対象外ですので、Hero Warsでの課金も対象外となります。外貨手数料も高いし無しですね。
プロパーのアメックスプラチナを持ってる人は外貨決済の還元率が高いのでアメプラで決済しちゃって問題ありません。(年会費14万なので持ってない人がわざわざこのゲームのために入会する必要はありません)プロパーではなくセゾンなどイシュアが発行しているアメプラだと還元率は微妙なので、外貨手数料の低いカードで決済したほうが良いでしょう。
デビットカード・プリペイドカードは外貨手数料が高い
さきほど表を見ていただければわかりますが、デビットやプリペイドカードは手数料がかなり高くなります。
それでもプリペイドカードよりはデビットカードのがまだましなので、年齢や属性でクレジットカードが作れない場合でもりそな辺りで銀行口座を作り、デビットカードを発行するのをおすすめします。
ソニーバンクウォレットはNG
ソニー銀行の外貨預金用デビットカード(ソニーバンクウォレット)だと外貨決済手数料が安いというか0円なんですが、主要11通貨しか対応しておらず、ロシア・ルーブルは対象外となっています。
KyashもNG
もしかしたら普段のクレジットカードにKyashを噛ませている人がいるかもしれませんが、KyashはNGです。Kyashは海外サービス手数料3%ですので、Kyashの還元率を考えても足が出てしまいます。